はやぶさ2、歓喜の管制室「物質採取の可能性高い」

 探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」への2回目の着地に成功した11日午前、相模原市にある宇宙航空研究開発機構(JAXA)の管制室は、大きな拍手と歓喜に包まれた。

 管制室では約30人のメンバーが、地球から約2億5千万キロ離れた機体の状況を示す画面を静かに見守り続けた。機体が着地し、物質を採取するための弾丸を発射する信号を出して上昇する一連の作業が行われたことを午前10時50分ごろに確認すると、一斉に大きな拍手が起き、笑顔で記念撮影をするなど互いに喜びを分かち合った。

 実際に物質を採取できたかどうかは来年末に地球に帰還しないと分からないが、担当者によると、着地できたことで微量でも物質の採取に成功した可能性が高いという。

 JAXA宇宙科学研究所の藤本正樹副所長は「4月の人工クレーター作製から戦略を持って準備できた。小惑星探査の教科書、スタンダードになるような作業になった」と話した。

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