秋の夜長を優しく彩るあかり 12日から京都・東林院でライトアップ

 沙羅双樹の寺として知られる妙心寺の塔頭(たっちゅう)・東林院(京都市右京区)で12日、秋の風物詩となっている夜間特別拝観のライトアップが始まる。11日は試験点灯が行われ、小雨でしっとりとぬれた秋の庭園を柔らかな光が照らし出した。

 ライトアップは西川玄房(げんぼう)住職(79)が還暦を迎えた約20年前に始めた。西川住職が手作りした筒状の瓦の中にろうそくを入れた70灯の「梵燈(ぼんとう)」をはじめ、計600本のろうそくなどを書院前の庭に設置。禅語の「松風一味禅(しょうふういちみのぜん)」の文字が行燈(あんどん)とろうそくで幻想的に浮かび上がった。

 「松を吹く風は清らかな音があり、心まで澄み渡る」との意味といい、西川住職は「心安らかに自分を見つめ直す機会としてほしい」と話している。

 特別拝観は21日までの午後6時~午後9時で、拝観料500円。

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