皐月と絢芽です よろしくね 天然記念物の紀州犬とふれあい体験 和歌山公園動物園

 天然記念物紀州犬保存会(和歌山市)から和歌山公園動物園(同市一番丁)に寄贈された天然記念物の紀州犬2匹とふれあえる体験イベントが26日、同園で始まった。午前の初回には約30人の来園者が集まり、2匹をなでたり、声をかけたりして楽しんだ。

 同園は4月から「ワールド牧場」(大阪府河南町)に管理や運営を委託。シカやヒツジなどへの餌やり、ヤギとの散歩など動物とのふれあいを重視した体験コーナーを充実させている。

 寄贈された紀州犬は2匹とも雌で、5月に生まれた「皐月(さつき)」と「絢芽(あやめ)」。出産に立ち会った保存会のブリーダー、中島三惠さん(43)は2匹の母親が懸命に出産する姿を見て「なんとしても、この子たちの子孫を残さないと」と思い立ち、市に相談したところ、同園への寄贈が決まったという。

 来園者らは元気に動き回る2匹に驚きつつも徐々に慣れ、頭や尻尾をなでて、ふれあっていた。同市直川(のうがわ)の畑山拓人君(3)は「大きくて怖かった」と2匹に圧倒された様子。父親の会社員、博充さん(45)は「昔は近所でよく見かけたが、最近減ってしまった。地元の犬なので息子に見せたいと思って来た」と話していた。

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