第30回世界文化賞 受賞者の素顔 第22回若手芸術家奨励制度 シェイクスピア・スクールズ財団

 世界最大の若手演劇祭「シェイクスピア・スクールズ・フェスティヴァル」を2000年から主催しているイギリスの文化教育団体。シェイクスピアの言葉と物語を通じて、若者に自信と自尊心を持たせ、成長を手助けするのが目標だ。

 毎年秋に開催される演劇祭には、少数民族の生徒や貧困地域を含む小中学校、高校、特殊学校など、イギリス全土の1千校から約3万人の若者(7~18歳)が参加。17年間の参加者総数は25万人に上る。

 事前に各学校でワークショップを開き、教師の訓練も行う。演劇祭は2カ月間開かれ、130カ所以上の劇場の舞台で『マクベス』『ロミオとジュリエット』『テンペスト』など簡易版のシェイクスピア劇を上演する。

 財団代表のルース・ブロックさんは「シェイクスピアの卓越した物語、美しい言葉は400年も生き続けてきました。シェイクスピアは人間の有り様について重要な事柄を扱っており、若者たちは愛情、争い、戦争、憎しみに関する問題を理解することができます。シェイクスピアが若者にとって今日的な意義を持つ理由です」と語る。

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