人気ラノベ「二度目の人生を異世界で」、アニメ化中止 単行本計18巻も出荷見合わせ 原作者差別発言で

 人気のライトノベルを原作に10月から放送予定だったアニメ「二度目の人生を異世界で」の製作委員会は7日までに、制作と放送を中止することを決めた。原作を出版するホビージャパンは同日、同作の単行本計18巻の出荷見合わせを決定。作中の表現や、原作者が過去にツイッターで中国や韓国に対する差別的発言を繰り返していたことなどが問題視され、本人が謝罪していた。

 ホビージャパンによると、書店などからの発注には応じないが、店頭に置かれた本の回収はしないという。

 原作は、94歳で死んだ剣術家が異世界に生まれ変わって活躍するファンタジー。生前、中国大陸で「世界大戦」に従軍し、3千人以上を斬殺したという設定だった。

 原作者のまいんさんは、ツイッターで過去の自身の発言について「多くの方に非常に不快な思いをさせてしまう、不適切な表現がありました」とわび、原作の一部の表現が「不快感を与える文章となってしまっている」とも認めていた。

 アニメの主要キャスト4人が6日に降板を表明。製作委員会の公式サイトは、中止の理由を「一連の事案」を重く受け止めたためとしている。

 原作は小説投稿サイトで発表され、同社が書籍化。KADOKAWAから刊行されている漫画版を合わせ、発行部数は100万部を超えている。

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