大坂の陣、両陣営の武将配置図発見 最古・最大級 広島県立歴史博物館

 広島県立歴史博物館(福山市)は徳川家康によって豊臣家が滅ぼされた大坂冬の陣(1614年)と夏の陣(15年)で、両陣営の武将の配置を示した図を新たに確認し、5日までに公表した。実態を反映したものかは不明だが、最古級で最大級の資料という。

 同博物館によると、これまで徳川方の具体的な布陣を示した資料は見つかっていなかった。

 冬の陣図は縦約1・9メートル、横約1・2メートル。4枚組みで、全部つなげると約2・5メートル四方になる。大坂城や家康が本陣を置いた茶臼山などが描かれ、周辺に双方の武将の名前が記されている。豊臣方で戦った真田幸村の真田丸もある。

 夏の陣図は1枚のみ。冬の陣図と同様の構成で、それぞれ17世紀後半に描かれたとみられる。図の精緻さなどから大名家お抱えの絵師による図と考えられる。

 福山市出身の収集家が発見し寄託。同博物館は7月に始める企画展で一般公開する予定だ。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ