強制不妊「手術は簡単」 北海道が昭和26年、障害児施設に申請働き掛け  

 旧優生保護法(昭和23~平成8年)下で障害者らへの強制不妊手術が繰り返された問題で、北海道が昭和26年、道内の障害児施設に対し、積極的に手術を申請するよう働きかけていたことが4日、道の開示資料で分かった。道は手術について「子供を生まれなくするだけ」「簡単なもの」と説明。入所している知的障害児が対象かどうか診断する医師は「嘱託医、開業医等誰でもよい」としていた。

 開示された資料は、道内3カ所の障害児施設に宛てた「精神薄弱児に対する強制優生手術について」と題した文書。施設に手術対象者がいる場合、「申請書を積極的に提出するよう御配意願いたい」と求めていた。

 文書では、手術について男子は精管、女子は卵管を縛る手法とした上で「子供を生まれなくするだけの手術であり、男子は2~3日、女子は1週間程度の入院ですむ簡単なもの」と説明した。

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