ホッキョクグマ繁殖拠点に 札幌の円山動物園、新館公開へ

 札幌市円山動物園は9日、園内に新設する「ホッキョクグマ館」の報道陣向け内覧会を開く。飼育スペースを約5倍の1500平方メートルに広げるなどして暮らしやすい環境を整備。ホッキョクグマのスペースでは国内最大級で、繁殖拠点を目指す。泳ぐ姿を下から見られる18メートルの水中トンネルなどさまざまな工夫を凝らした。一般公開は13日から。

 同園は、平成12年以降、国内最多の8頭の繁殖事例をもつが、国内の個体数は減少している。近親交配のリスクが高まっているため、国外からの個体受け入れを念頭に「2頭で最低500平方メートルの展示スペース」や「3メートル以上のプールの深さ」など、海外でも受け入れられている基準を満たした。

 地面に芝生を敷いた部分を設けたほか、北極圏の生態系の一部を理解してもらおうと、ゴマフアザラシの展示スペースも併設した。

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