第89期棋聖戦予選トーナメント 三浦弘行九段と阿部光瑠六段が決勝トーナメント進出

 10連覇を達成した将棋の羽生善治棋聖(47)=竜王=の挑戦者を決める第89期棋聖戦2次予選トーナメントは8日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で、ブロック別決勝の三浦弘行九段(44)-杉本和陽四段(26)戦と行方尚史八段(44)-阿部光瑠六段(23)戦が行われ、三浦九段と阿部六段が勝ち、それぞれ決勝トーナメント進出を決めた。

 【三浦九段-杉本四段】

 三浦九段は群馬県出身、西村一義九段門下。平成4年、プロデビュー。25年、九段。タイトル戦登場は5回で、獲得は棋聖1期。通算成績は587勝413敗(0・587)で、今年度は22勝14敗(0・611)。

 杉本四段は東京都大田区出身。故米長邦雄永世棋聖門下。平成29年にプロデビューし、今期がプロ1年目。今年度の成績は22勝12敗(0・647)。

 両者は本局が初手合い。

 振り駒の結果、杉本四段の先手で始まった。杉本四段は三間飛車で、美濃囲いに構えた。これに対し、三浦九段は居飛車で左美濃に。中盤以降も一進一退の攻防が続いた。三浦九段は持ち駒の角を先手陣に打ち込み、馬をつくることに成功。その後も手厚い攻めで先手玉を追い詰め、午後5時21分、112手で杉本四段が投了した。

 持ち時間各3時間で、消費時間は三浦九段2時間47分、杉本四段2時間54分。

 勝った三浦九段は4年連続の決勝トーナメント入りとなった。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ