瀬戸大橋の騒音、16年ぶりに「環境保全努力目標」を超過

 香川県は15日、平成29年度の瀬戸大橋騒音調査結果を発表した。架橋ルートの与島(坂出市)の調査地点2カ所のうち1カ所で評価値が84~80デシベルと環境保全努力目標(80デシベル)を超過した。超過は16年ぶり。県は近く、本州四国連絡高速道路(本四高速)、四国旅客鉄道(JR四国)、日本貨物鉄道(JR貨物)に鉄道騒音対策について文書で要請する。

 環境保全努力目標は昭和53年に本四公団(現在の本四高速)が設定した。瀬戸大橋は道路・鉄道併用橋。昭和63年4月の開通に伴って列車走行による騒音問題が発生し、開通直後の同年4~7月の評価値は与島で85~82デシベルと85~81デシベルだった。本四公団の防音工事、JR四国の騒音低減対策で平成2年度から環境保全努力目標を達成するようになった。

 調査は県と坂出市が共同で毎年実施。29年度は昨年12月13~14日の24時間に瀬戸大橋を通過した149本の列車について行った。与島の2地点(A地点=橋からの距離約50メートル、B地点=同約80メートル)で騒音の大きさを測定。上り・下り列車を合わせて連続して通過する20本のうち、騒音の大きさが上位10本の平均値を算出して評価した。

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