低温大雪、ラニーニャ影響 2月末まで注意を

 気象庁は15日、昨年12月以降、全国的に低気温となり、記録的な大雪が降ったのは、「ラニーニャ現象」が要因の一つだとする分析結果を発表した。寒気が流れ込みやすい状態は2月末まで続く見通しで、日本海側を中心に注意を促している。

 ラニーニャ現象は太平洋の赤道域の南米側で海面水温が低くなり、インドネシアやフィリピン周辺で高くなる状態。昨年秋から南米ペルー沖の監視水域では水温が低い状態が続いており、ラニーニャ現象が発生しているとみられる。

 気象庁によると、ラニーニャの影響で東南アジア上空の高気圧が平年より北西に張り出し、付近の偏西風が高気圧の縁に沿う流れになった。このため、九州や沖縄周辺を通る偏西風が南向きに蛇行し、日本列島は北からの寒気が流れ込みやすい状態が続いた。

 日本海側ではこの冬、たびたび大雪が降り、山形県や福井県で過去最大の地点が出るなど、記録的な積雪になった。

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