天皇陛下譲位 「5月1日が改元記念日で祝日なら夢の10連休」期待の声改元 国民生活への影響は… カレンダー製作で混乱懸念も

 平成31年5月1日に決まった新天皇の即位と改元。関連業界での“特需”など経済の活性化が期待される一方、カレンダー製作に混乱をきたすといった影響も予想される。

 「これまでも皇室のご成婚や改元があると、結婚式を挙げる人が増えた。今回も増加するのではないか」

 結婚関連企業が加盟する日本ブライダル文化振興協会(東京)の担当者は期待を膨らませる。

 節目や記念の年は結婚が増える傾向にある。厚生労働省の統計によると、2000(平成12)年は“ミレニアム婚”として結婚が前年比約3万6千件も増加。それだけに担当者は「今から改元に合わせたプロジェクトを始めている企業は多い」。新居や家具など、他業界まで好景気が波及する可能性がある。

 BNPパリバ証券の河野龍太郎チーフエコノミストは「今後は消費税増税や東京五輪に加え、もしかしたら新憲法施行など大きな政治日程が続く。改元はそれら大きな変わり目の最初で、新時代に向けた国民のマインドセット(思考様式)の転換になる」と前向きに捉える。

 一方、第一生命経済研究所の熊野英生首席エコノミストは経済効果は「一時的」と懐疑的だ。ただ、「改元翌年には東京五輪もあり、結婚する人が増えるかもしれない。少子化を食い止める(きっかけの)『元年』にすれば後にもつながる」と話す。

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