キリン「ユズ」の死因は循環障害 盛岡市動物公園

 岩手県の盛岡市動物公園は9日、先月24日に死んだ雌キリン「ユズ」の死因について、「立てなくなったことで血液の循環が悪くなって、最終的に呼吸不全に陥り、心停止した。四肢の疾患が関連していた」と発表した。

 辻本恒徳園長によると、ユズの解剖は死んだ当日に岩手大農学部で行われ、6日に結果が報告された。報告書には、両前足首の関節症や、痩せすぎによる衰弱などの所見が記されていたという。

 辻本園長は「ユズは食が細かった。歩行も少ないことでひづめが長く伸びる傾向にあり、関節症の遠因になった」と説明。「栄養状態の把握が十分でなかった。力及ばず、非常に残念。ユズの死を次につなげる糧としたい」と語った。

 ユズは平成25年秋、繁殖目的で東京の多摩動物公園から来た。26年12月ごろから脚や腹部にすり傷を負うようになり、今年6月ごろには両後ろ脚の傷が悪化。先月21日に股関節を亜脱臼して立てなくなり、24日未明に死んだ。9歳だった。

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