「今日は何の日だっけ?」 10日、19日、29日…日本人が好む語呂合わせ

【関西の議論】

 百貨店やスーパーの生鮮食品売場に寄ると必ず気になるのが「今日は○○の日」と書かれたのぼり。例えば「24日」はふしと呼び「削り節」の日となっていたり、「10日」はととに合わせて「魚の日」、「29日」は「肉の日」であったりする。そののぼりを見ると、思わず「今日の食卓に…」という主婦も多いという。まんまと企業の戦略に乗せられている気もするが、言葉遊びのような語呂合わせに、感心させられるものも多い。

 百貨店で唯一、「今日は何の日」に特化してチラシを制作するのは、阪神百貨店梅田本店。9月は、旧暦の9月9日に栗を食べる節句から「栗きんとんの日」があり、9月17日は917(クッチーナ)と語呂合わせした「イタリア料理の日」も。さりげなく扱う売り場の商品を掲載する。今月は、10月ということから、「ハロウィン」の特集がなされ、彩りも華やかなケーキや菓子などが紙面を彩る。裏を見返せば「今月のおいしい記念日」の特集が彩る、10月13日はさつまいもの日。「栗(九里)より(四里)うまい十三里(9+4=13)」-江戸から13里離れた川越(埼玉県)のサツマイモがおいしかったことから生まれた言葉にちなんでつけられている。

 語呂合わせでいえば衆院選(10月22日)にちなみ、鮮魚や惣菜などの安売りする「海産惣鮮魚(かいさんそうせんぎょ)」セールも実施している。

次ページ顧客から「食の阪神」と呼ばれるようになったゆえんだ

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ