宮城県初、東松島市でミサイル想定訓練 220人が避難行動を体験 「体鍛えなきゃ」

 弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮への対応が衆院選のひとつの争点となる中、宮城県東松島市で6日、ミサイル飛来を想定した住民避難訓練が県内市町村で初めて行われた。防災無線の情報で自発的に避難することで、有事の際の行動を参加者らが体験した。

 国と県、市が主催。市内の自主防災会や市職員ら約227人が参加した。

 訓練は「X国から我が国に飛来する可能性があると判明」したことを想定。市内全域に防災行政無線から全国瞬時警報システム(Jアラート)によるメッセージを伝達し、発射情報と避難を呼びかけた。

 避難行動では、市役所本庁舎や周辺の図書館、コミュニティーセンターなどの屋外に人を配置。スタッフが住民に避難場所を事前に知らせない状態で、自発的な避難行動を促した。樹木のそばにうずくまる、図書館の棚の陰に隠れるなど、住民はそれぞれ、自主的に避難行動をとった。

 参加した市内の桑名三津枝さん(74)は「『足元に気をつけて』と言ってくれたが、それは訓練だから。走るのがきつく、鍛えなきゃと思った。参加してよかった」と話した。

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