衆院選 移動期日前投票所「ありがたい」 過疎地 高齢者に好評

 ■千早赤阪村、準備間に合わず断念 大阪

 高齢などの理由で投票所まで足を運ぶことが難しい有権者向けの「移動期日前投票所」が、今回の衆院選でも高齢化や過疎化が進む地域で導入される。選管職員が車に投票箱を載せて地域の集会所を巡回するなどして投票の機会を増やし、多くの人に投票してもらおうという試みだ。だが、今回は突然の解散で準備が間に合わず、実施を断念した自治体もある。

 総務省によると、車を使った移動期日前投票所の取り組みは、国政選挙では昨夏の参院選で、島根県浜田市が初めて導入した。投票所の統廃合で新たな投票所まで遠くなった有権者のため、かつて投票所が設けられていた周辺など計11カ所を、後部に記載台を設置したワゴン車で巡回。同市によると、同選挙では68人が投票したという。

 同市では10日公示、22日投開票の今回の衆院選でも移動期日前投票所を実施し、11、13日に市内11カ所を巡る。さらに、8日告示、15日投開票の市長選と市議選(定数24)も実施されるため、こちらも併せて期日前投票を実施。かつてなら市長選などの15日と衆院選の22日の2回投票所に向かう必要があったが、移動期日前投票所で投票すれば1回で投票を済ませられるメリットもある。

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