イルカの「ナナ」飼育最長の42年10カ月超に 静岡の下田海中水族館

 静岡県下田市の下田海中水族館は、飼育しているバンドウイルカのメス「ナナ」の飼育期間が4日に1万5666日(42年10カ月超)となり、国内最長となったと明らかにした。これまでの最長記録は千葉県鴨川市の鴨川シーワールドが持っていた。

 水族館によると、ナナは昭和49年11月に伊東市沖で捕獲されて以来、同館で飼育されてきた。推定年齢は45~47歳で、平成6年までに8頭の子供を出産した。今も食欲は旺盛でサバやアジを好んで食べている。

 バンドウイルカは10~15年程度で死んでしまう個体が多い。

 4日には記念セレモニーも開かれ、福井祐輔市長から「特別市民賞」と「特別住民票」が贈られた。最近は参加しないこともあるというショーも、ひ孫世代のイルカたちと元気にジャンプした。

 飼育員の石村拓海さん(20)は「飼育場所が天然の入り江なので、ストレスを感じないのかもしれない。これからも長生きしてほしい」と話している。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ