カズオ・イシグロ作品 映画化でも高い評価 綾瀬はるか主演でドラマ化

 カズオ・イシグロさんの小説は映画化された作品も多く、日本でも公開されるなど知名度は高い。

 1993年に英国のジェームズ・アイボリー監督によって映画化された「日の名残り」は、米アカデミー賞で作品賞をはじめ8部門にノミネートされるなど、世界的に評判を呼んだ。侯爵家の執事としてストイックに生きた男をアンソニー・ホプキンスさんがしっとりとした演技で見せきり、日本でも人気を集めた。

 「わたしを離さないで」は2010年、米国のマーク・ロマネク監督が、キャリー・マリガンさんらの主演で映画化。他人に臓器を提供するための寄宿舎で育った3人の人間模様を描いた作品で、東京国際映画祭でも上映された。この作品は14年に蜷川幸雄さんの演出で舞台化されたほか、16年には綾瀬はるかさん、三浦春馬さん、水川あさみさんらの出演でTBSでテレビドラマ化もされている。

 このほか、ガイ・マディン監督のカナダ映画「世界で一番悲しい音楽」(03年)、レイフ・ファインズさん主演のアイボリー監督作「上海の伯爵夫人」(05年)の脚本を手がけている。

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