お立ち台にボディコン女性、なぜいまバブルなのか 「マハラジャ祇園」に潜入

【関西の議論】

 七色のカクテル光線が飛び交うダンスフロアで、男女がリズムに合わせて体を揺らす-。かつて一世を風靡(ふうび)したディスコが、京都・祇園によみがえった。「マハラジャ祇園」(京都市東山区)。ディスコチェーン「マハラジャ」はバブル期を彩ったディスコの代名詞とも呼ばれ、大阪や京都のみならず地方都市にまで展開していたが、バブルの終焉(しゅうえん)で華美なものが敬遠されるようになり、ディスコも軒並み閉店の憂き目に遭った。今回、約20年の時を経て「祇園」が復活したのはなぜか。そこには、人生の一山を越えて青春を取り戻そうというバブル世代のノスタルジーに加え、当時の熱狂にひかれる若者の存在もあった。

 「ビー・ジーズ」に歓声

 復活当日の9月13日。マハラジャ祇園には、午後8時のオープンと同時に着飾った客らが入っていった。目立つのはやはり、バブル期に青春時代を過ごした中年の男女だ。まずは座席に座り、落ち着いた様子でグラス片手に思い出話に花を咲かせている。

 “体育館”のような高い天井と広いダンスフロア、絢爛(けんらん)豪華な内装だった当時の店舗とは異なり、再オープンした「祇園」は、黒を基調にした落ち着きのある店内が印象的だ。

 中央にあるダンスフロアの天井には、当時のマハラジャを再現する最新鋭の照明設備を備えた。「お立ち台」もフロアの前と四隅に設置した。

次ページしばらくすると、血が騒ぎ出したのか、一人、また一人と…

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