【くらしナビ】今年は特に“秋カビ注意報” 夏の長雨影響、繁殖前に大掃除を

 誰もが気になる台所や浴室など住まいの水回りに生えるカビ。一般にカビは梅雨時に生えやすいと思われがちだが、専門家は意外にも「住まいのカビで最も注意したい時期は秋」と指摘し、「秋の大掃除」を推奨している。秋にカビが生えやすい場所や、カビの予防法、カビを一掃するコツを教えてもらった。(財川典男)

 「カビは気温が25~28度で湿度が高いと繁殖しやすい。長雨が続き、真夏と比べて気温が少し下がる秋は繁殖しやすい」

 こう話すのは、40年間にわたってカビを研究してきた大阪市立自然史博物館外来研究員の浜田信夫さん。

 さらに「今年は東京で“秋カビ”が多く発生する恐れがある」と心配する。

 関東は今年、夏の長雨にも悩まされ、例年以上にカビが繁殖しやすい状況にあるという。東京都心では、小雨も含めると8月中に計27日の降雨を観測し、過去最多記録に並んだ。

 「これからの季節の変わり目は、体調を崩しやすくなることもあり、それにカビが追い打ちをかける」と警鐘を鳴らす。カビが飛ばす胞子は室内に漂い、小児ぜんそくやさまざまなアレルギーの原因にもなるとされる。

 秋のカビ繁殖をできるだけ防ぐにはどうすればよいのだろうか。

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