日本原産「ワカメ」は侵略的外来種だった… 「世界ワースト100」入りの日本在来種

 日本では、南米原産の強毒アリ「ヒアリ」の定着を阻止するため、各地で懸命の水際対策が行われている。一方、日本の在来種が海外で大量繁殖し、害を及ぼしているケースもある。実は食卓でおなじみのあの海産物も「世界ワースト100」入りしているというのだ。

 環境省と国土交通省は、中国などからの定期コンテナ航路がある全国の68港湾を対象にした生息調査を順次実施している。目視点検をした上で、10月末まで捕獲用容器の設置を3回繰り返す。ヒアリが見つかった場合は、毒入りの餌を置くなどの対応を取る。

 南米から北米や中国などに広がったヒアリは、国際的な自然保護団体の国際自然保護連合(IUCN)が選ぶ「世界の侵略的外来種ワースト100」にも入っている。

 生物多様性や人間の活動に対する影響の深刻性の観点から選定される同リストには、ヒアリのほか、オオクチバス(ブラックバス)、ヒトスジシマカ(ヤブカ)も入っているが、意外なものも名を連ねている。ワカメだ。

 日本が原産のワカメだが、タンカーなどの貨物船がバランスを保つために船底のタンクに注入するバラスト水を通じて、胞子が世界各地に広がったとしている。

 日本ではみそ汁の具など、日常的に食べられているワカメだが、韓国などを除くその他の地域ではほとんど食用になっていないという。

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