若者のみそ汁離れ「1、2カ月飲まない」 日本の伝統食に何が起きているのか

 総務省の家計調査では、年間のパン購入量のデータもあり、都道府県庁所在地と5政令市のうち、大阪市は昨年は9位、平成27年は2位だった。

 「みそ健康づくり委員会」の公式サイト「MISO ONLINE」や、同委員会の鈴木委員長によると、みそ汁は鎌倉時代の武士が食べ始め、室町時代に庶民の食事に組み込まれるようになった。江戸時代には庶民に普及し、現代まで受け継がれている。

 日本のみそは大別すると、大部分の地域で親しまれる米みそ、中京地方の豆みそ、九州地方などの麦みその3種類。それぞれ米こうじ、豆こうじ、麦こうじで発酵する。だが、食生活やライフスタイルの変化とともに、かつてほどみそ汁は飲まれなくなっており、若者にその傾向が強い。

 テレビCMから消えた「マルコメ君」

 みそメーカー大手の「マルコメ」(本社・長野市)は、そんな若者に振り向いてもらおうと、昨年夏から、世界的な女性モデルのミランダ・カーさんを起用したみそなどのテレビCMを放映している。また今春からアイドルグループ「モーニング娘。’17」がパッケージに描かれたカップみそ汁「モーニングみそ汁」の販売を開始。「モーニング娘。’17」が出演するウェブCMも制作した。

 マルコメといえば、「♪マルコメ、マルコメ、マルコメ、マルコメ マルコ~メみそ」と社名と商品名を連呼する歌とともに丸刈りの男の子「マルコメ君」がコミカルな演技をするテレビCMが有名だ。「マルコメ君」は昭和52年からCMに登場し、公募などで選ばれた6歳までの男の子が演じてきたが、平成20年の14代目以降は募集が行われなくなった。

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