若者のみそ汁離れ「1、2カ月飲まない」 日本の伝統食に何が起きているのか

 「毎朝、飲んでいます。実家に住んでいますが、自分でつくる。健康にいいと聞いていますので」というのは大阪府東大阪市のリラクゼーション店勤務の女性(32)。神戸市北区の男性会社員(39)は「毎日、晩ご飯で飲む。豆腐のみそ汁がいい」とか。

 大阪府岸和田市の男性会社員(44)も「週に8回くらいは飲む。具があんまりないほうがいい」。堺市南区の男性会社員(51)は「週に10回以上。朝は和食なので飲むし、昼もほしい。血圧が高いが、(塩分が多い)漬物を食べないようにして、好きなみそ汁を飲んでいる」と話した。

 「毎朝」「だいたい朝飲む」など週3回以上と回答したのは19人。内訳は20代10人、30代3人、40代3人、50代1人、60代2人だった。

 消費量は「東高西低」…近畿でワースト3独占も

 みそ離れは国の統計にも現れている。

 総務省の家計調査によると、1世帯あたりのみその年間購入量(2人以上、農林業・漁業世帯を除く)は昭和54年には12・667キロだったが、徐々に減少。平成元年に10キロ、21年に7キロをそれぞれ下回り、28年には5・255キロと54年の半分以下にまで落ちている。

 みその消費が減少している原因は何だろうか。

 約900のみそ製造業者でつくる全国味噌(みそ)工業協同組合連合会(全味工連)の小林悦治専務理事は(64)は「食の洋食化が背景にある。みそ汁はイタリアンやパンには合わない。またみそ汁は家族全員の分をつくるものだが、家族の一人ひとりが別々に食事をとる『個食』が増えたことも影響している」とみる。

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