近畿政令市で唯一の議会フロア喫煙室、応接室に改装 「議員だけ特別扱い」批判で

 近畿の政令市で市議会フロアに唯一設置されていた堺市役所本館11階の喫煙室が改装され、議員が市民の相談に乗る応接室に生まれ変わった。13年にわたり全面禁煙の市役所屋内でただ一カ所の喫煙場所だった。堺市議会の野里文盛議長は「有効活用できてうれしい。市民の方は気軽に議員のもとを訪れてほしい」と呼びかけている。

 喫煙室は平成16年3月に議会側の要望で約210万円をかけ設置。約20平方メートルで、窓から市内を一望でき、灰皿やいす、空気清浄機が置かれていたが、「議員だけ特別扱い」という市民の批判を受け、今年3月末で閉鎖されていた。

 4月に灰皿などを撤去。応接室にする工事が5月に行われ、同22日から利用可能になった。喫煙室時代よりやや狭い約15平方メートル。テーブルと、1人がけソファ1個、3人がけのソファ2個が設置され、パイプいすも3脚用意した。

 喫煙室の撤去費と応接室の設置費は計約172万円。議会フロアの応接室は8室になった。

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