乳児にはちみつを与えてはいけない新常識に高齢者驚愕

 たったひとさじのはちみつが体にいい、作りたてより一晩寝かせた方がカレーにはコクが出る…これらの“常識”が、時として人の生命を奪うことがある。そんな最近のニュースに、ハッとした人も多いだろう。

 今年3月、東京・足立区で生後6か月の男の子が食中毒で死亡した。その原因は、離乳食に使われていたはちみつだった。はちみつに含まれているボツリヌス菌が、乳児ボツリヌス症を引き起こしたとみられ、国内で初の死亡例となってしまった。

 さらに先月8日には東京・世田谷の私立幼稚園で、カレーライスを食べた園児や教職員など、70人以上が吐き気や下痢などの症状を訴えていたことがわかった。この集団食中毒はウエルシュ菌によるものだ。

 ボツリヌス菌もウエルシュ菌も自然界に多い菌だが、ボツリヌス菌は成人の腸では免疫で対処できても、1才未満の腸では不可能であることがある。一方のウエルシュ菌は、常温で放置された煮込み料理の中などで増え、腸に届いてから悪さをするため、年齢とは無関係に警戒が必要だ。

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