川口市立医療センター、心臓外科を新たに設置 産婦人科医も増員

 川口市は4月から、市立医療センター(同市西新井宿、539床)の診療機能を充実し、心臓外科を新たに開設するほか、医師2人が退職し昨年5月から4人体制になっていた産婦人科は常勤医を2人増員、従来と同じ6人体制で診療を行うことになった。

 心臓外科は同センター29番目の診療科で、日大医学部から医師の派遣を受け、常勤医2人体制でスタート。狭心症や心筋梗塞、心臓弁膜症などの心臓系疾患の外科的手術も担当し、心臓手術の際は同大医局から応援医師の派遣を受ける。昨年の9月補正予算で施設整備費約1億7550万円を措置され、人工心肺装置などを導入した。

 市は「今まで心臓外科手術が必要な患者は転院をお願いしてきたが、今後は循環器科と連携し、継続的な専門医療が可能になる」としている。

 産婦人科の常勤医は昨年3月末、4月末に2人が相次いで退職。これに伴い、外来患者の診療は予約患者のみに制限した。

 この結果、昨年4月から今年2月までの出産件数は月平均で44件と前年同期比20件減少し、2月の入院患者は前年に比べ半減、外来患者も3分の1以下に減少した。

 同センターは4月以降も医師の負担が過大にならないように当面は現状の制限を維持しながら、徐々に診療を拡大していく方針。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ