「機能性表示」カップ麺初登場、健康志向は牛丼、チョコにも

 健康の維持などに効果があるとアピールできる「機能性表示食品」の適用を国から受けた食品が急成長しており、食品各社が商品投入を急いでいる。当初、機能性表示食品は清涼飲料などが中心だったが、ここにきてカップ麺やレトルト牛丼、チョコレートなど、健康に不安を持つ人が敬遠しがちな食品にも広がっているのが特徴だ。

 エースコック(大阪府吹田市)は塩分控えめのカップ麺として平成25年から販売している「かるしお認定 だしの旨みで減塩」シリーズの3商品を20日、カップ麺では初の機能性表示食品としてリニューアルした。

 同シリーズは魚介や昆布などだしの分量を増やすことで減塩を実現。国立循環器病研究センターから減塩と味を両立した食品として認定されている。高血圧の中高年層から人気を集めていることから、血圧を安定させる効果があるアミノ酸「GABA」を配合することで機能性表示食品の適用を受けた。

 パッケージに大きく「血圧が気になる方に」と表示して健康志向をアピールするとともに、価格は従来と同じ123円に抑えた。開発を担当した梅本加恵さんは「減塩だけではない付加価値をつけたかった。流通関係者の反応はとてもいい」と話す。エースコックはリニューアル前の1・5倍の売り上げを目指す。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ