トイレ機能付き宇宙服、NASAが3、4年後めど開発 6日着たままOKで地上の生活も変える?

 【テクノロジー最前線】

 米航空宇宙局(NASA)は3、4年後をめどに、排泄物を処理する機能が付いた宇宙服を開発する。これまで打ち上げや、地球への帰還などで10時間ほどトイレにいけない場合は大人用のおむつを使用していた。しかし、宇宙船内の気圧低下や事故が起きれば、長期間にわたって宇宙服を着たまま避難することも想定する必要があるとし、いよいよ禁断の排泄問題に対しても最先端科学での克服を目指す。(原田成樹)

 ■宇宙船内で失敗すると…

 2016年7月、初めて国際宇宙ステーション(ISS)に到着した宇宙飛行士の大西卓哉さんは、仕事始めからトイレの故障で忙しくなったと現地からSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サイト)に書き込んでいる。微小重力(無重力)空間では、排泄物は自然に便器に落ちないのでホースで吸引するが、失敗することもあると、中国系米国人のリーロイ・チャオ飛行士は、ネットメディア「ギズモード」で明かしている。科学技術を結集したISSにおいても、生身の人間が介在する限り、トイレ問題は無視できない。

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