ノーベル賞授賞式 コロンビアのサントス大統領に授与 「戦争ついに終わった」

 【ストックホルム=岡部伸】2016年のノーベル平和賞の授賞式が10日午後(日本時間同日夜)、ノルウェーの首都オスロの市庁舎で行われ、半世紀余にわたった左翼ゲリラとの内戦を終結させたコロンビアのサントス大統領=写真=にメダルと証書を授与した。サントス氏は受賞演説で、「多くの苦しみと絶望をもたらした戦争はついに終わった」と宣言した。

 コロンビアでは政府軍と左翼ゲリラなどとの内戦が続き、約22万人が死亡。サントス政権は12年からゲリラと交渉し、先月末に和平が正式に成立した。ノーベル賞委員会は和平合意に向けた努力を評価、「各地の紛争解決のモデルになる」と称賛している。

 サントス氏は9日の記者会見で、左翼ゲリラ「コロンビア革命軍」(FARC)との和平案が国民投票で否決された際、平和賞は新たな合意取りまとめを後押しする「とてつもない力を与えてくれた」と強調した。FARCの代表は授賞式に招待されなかった。

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