ベリーダンスで心のケア 即興で踊れる手軽さと芸術による癒やしの力に着目

 受講生の井幡乃武子さん(78)=京都府大山崎町=は「これまでは見ているだけだったが、日本の歌謡曲とはテンポが違って、心が躍る」。アンケートでは「お迎えのときは舞姫に出迎えてもらいたいと思った」「将来が明るい気になった」などの声が寄せられたという。

 入沢さんは来年4月から医学研究科の博士課程後期に進学し、医学博士号の取得を目指す。「学問と芸術をつなぎ、患者一人一人の人生を大切にしたよりよいケアができるようになれば」。ベリーダンスを趣味から研究へと広げることを目標にしている。

【用語解説】ベリーダンス

 中東で発展したダンススタイルの総称。一説には世界で最も古い踊りの一つとされ、1893年の米シカゴ万博で名付けられた。ベリー(belly)は腹部の意味で、全身の筋肉を使って腰で独特のリズムを刻む。情感豊かな女性固有のダンスと思われがちだが、海外では古くから老若男女が踊ってきた歴史があり、著名な男性ダンサーもいる。日本では10年ほど前にブームとなり、エクササイズにも取り入れられた。

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