正倉院展あす開幕 「漆胡瓶」など64件 奈良国立博物館

 奈良国立博物館(奈良市)は21日、「第68回正倉院展」が22日に開幕するのを前に、宝物が並べられた会場を報道陣に公開した。シルクロードの東西交流を伝える名品として知られるペルシャ風水差し「漆胡瓶(しっこへい)」など64件(うち初出展9件)が展示される。

 正倉院展では18年ぶりの出品となる漆胡瓶は、黒漆(くろうるし)が塗られた上に草原にシカやオシドリなどが遊ぶ様子を表現。「胡」は中国・唐代でペルシャ地方を指し、国際的交流の産物となっている。

 また、聖武天皇の一周忌斎会(さいえ)を飾った華やかな「大幡(だいばん)」(大型の旗)関連品がまとまって展示されるのも今回の見どころだ。

 11月7日までで、午前9時~午後6時(金、土、日曜、祝日は午後8時まで)。会期中無休。一般1100円、高校・大学生700円、小・中学生400円。

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