ボブ・ディランにノーベル賞 吉田拓郎に岡林信康…日本でも大きな影響

 デビューから50年以上にわたりポピュラー音楽界をけん引してきたボブ・ディラン氏。聴衆に迎合せず、自らが歌いたいことを歌にするというスタイルは今も変わることがない。

 ギターとハーモニカで自由に歌うスタイルは世界中の若者に支持され、日本でも岡林信康さんや吉田拓郎さんらフォークシンガーに大きな影響を与えた。

 しかし1965年にディラン氏はロックミュージックへと大きく転換。それまでのフォークファンは戸惑うが、結果としてより幅広いファンを獲得することになる。

 その後も、カントリーなど米国ルーツ音楽の掘り起こしやキリスト教への傾倒など、何度も変貌を遂げながら、世評など意に介すことなく独自の道を走り続けた。詞は難解といわれることが多いが、豊潤な言葉が紡ぎ出す世界は、人々にさまざまな解釈を許し、想像をかき立てる。75歳となった今も世界ツアーを行い、現代の「吟遊詩人」であり続けている。

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