がん免疫療法に貢献の本庶氏に慶応医学賞 「オプジーボ」開発の基に

 慶応義塾は12日、医学や生命科学の優れた研究者をたたえる慶応医学賞に、がんの免疫療法に関わるタンパク質を発見した京都大の本庶佑名誉教授(74)ら2人を選んだと発表した。

 本庶氏はタンパク質「PD1」を見つけ、免疫にブレーキをかける役割を持つことを解明した。この働きを制御してがんを治療できることを明らかにし、全く新しいがん免疫療法の道を切り開いたと評価された。研究を基に開発された抗がん剤「オプジーボ」は皮膚がんや肺がんなどの治療に使われている。

 もう1人は、マックス・プランク進化人類学研究所(ドイツ)のスバンテ・ペーボ教授(61)。ネアンデルタール人のゲノム(全遺伝情報)を解読し、現生人類はネアンデルタール人と混血していたことを示した。

 授賞式と記念講演会は12月1日に東京都内で開かれ、2氏にそれぞれ賞金1千万円が贈られる。

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