第155回芥川賞・村田沙耶香さん 直木賞・荻原浩さんの贈呈式開かれる

 第155回芥川・直木賞(日本文学振興会主催)の贈呈式が26日夜、東京都内で開かれ、「コンビニ人間」で芥川賞に選ばれた村田沙耶香さん(37)と「海の見える理髪店」で直木賞に決まった荻原浩さん(60)にそれぞれ賞が贈られた。

 受賞作が35万部のベストセラーとなった村田さんは黒のドレスに身を包んで登壇。「ずっと書き続ける」と誓った13年前の作家デビュー時を反芻(はんすう)しながら「傲慢なことですが、応援してくださっている人を裏切るような言葉を探せたらいい。小説を作っていくことでお返ししたい」と緊張した面持ちで抱負を語った。

 「いきなり収容所に連行されて慣れない流れ作業に従事したよう」と独特な表現で受賞決定後の喧噪(けんそう)を振り返ったのは荻原さん。「明日からは地味に1行1行文章を積み重ねていくいつもの作業に戻りたい」と今後の精進を誓った。 

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