水虫に“有効っ”!!神戸製鋼など、抗菌効果高い柔道場向け畳を開発

 柔道競技者の水虫感染を防ごうと、神戸製鋼所(神戸市中央区)と畳メーカーのタバタ(堺市西区)は、抗菌効果を高めた柔道場向けの畳「柔道部物語」を共同開発した。医療器具などに使われる技術を応用することで、一般の抗菌加工より水虫の原因菌を減らすスピードを10倍以上に向上させたという。

 神戸製鋼が開発した、医療器具などに使われるメッキ技術を活用。粉末状にしたニッケル系合金の抗菌剤を、柔道用畳の材料となる樹脂に練り込んだ。衝撃吸収性も従来製品から17%高めることに成功した。

 平成24年度から中学校の保健体育で武道が必修化され、授業で柔道を選択する生徒が増加。はだしで競技することから若年層への水虫の感染予防も重視されており、両社は柔道や空手などの道場、学校の体育館での活用を目指す。

 中学生らが親しみを持ちやすいように、小林まことさんの人気柔道漫画「柔道部物語」からネーミング。希望すれば畳表に漫画の主人公、三五十五(さんごじゅうご)をプリントできる。タバタの田端雅司社長(51)は「2020年の東京五輪に向け、柔道の盛り上げに協力したい」と話している。

 タバタが製造し、グループ会社の日本特殊畳(堺市西区)が販売する。1枚3万1320円(税込み)から。問い合わせは日本特殊畳((電)072・273・1094)。

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