アスリート警官きらり 駅伝にラグビー、重量挙げ…大阪府警「強さアピール」

 大阪府警の警察官がスポーツで活躍を見せている。ラグビー部は関西のリーグを制しトップリーグ入れ替え戦に進み、重量挙げは女性巡査が全国大会で優勝。陸上部は実業団日本一を決めるニューイヤー駅伝に5年ぶりの出場を決め、“お家芸”の柔剣道は全国警察大会で「ダブル制覇」を果たした。府警幹部は「スポーツを通じ、強い府警のアピールになれば」と話している。(杉侑里香)

 ◆五輪も見据え

 身長159センチの体で、70キロ以上の重りをつけたバーベルを軽々と持ち上げる。これも、見附絵莉(みつけ・えり)巡査(23)にとっては準備運動にすぎない。今春入庁したばかりで慣れない職務との両立に追われる中、11月の重量挙げ全日本女子選抜選手権大会63キロ級で堂々の1位に輝いた。

 兵庫県小野市出身。重量挙げを始めたのは高校に入ってからだが、高3で全国大会を制し、強豪の早稲田大に進んだ。伯父や妹らが警察官ということもあり、「競技を通じて多くの人からもらった支えを、人を助ける仕事で恩返ししたい」と府警に入った。

 現在は住吉署の地域課員として勤務しながらほぼ毎日、第1機動隊の練習場(大阪市城東区)で研鑽(けんさん)に励む。来年6月の全日本選手権大会で優勝すればリオデジャネイロ五輪出場の可能性もあるが、大川克弘監督(60)は「まだまだ伸びしろがある。東京五輪のある5年後にはもっと実力をつけられる」と将来性に期待を寄せる。見附巡査も「警察官の仕事をしっかりこなしながら、世界で活躍する選手になりたい」と目標を掲げる。

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