“癒やし鳥”フクロウ 触れ合える場が続々開店「飼った気分になれる」:イザ!

2015.2.15 11:14

“癒やし鳥”フクロウ 触れ合える場が続々開店「飼った気分になれる」

 こんな「想像以上のかわいさ」に目覚めた来店客のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)投稿などで短期間に評判が拡散。連日定員の9割が埋まる盛況だ。いかにもアキバっぽい大学1年と予備校生の男子3人連れも、「ネットで知ってきてみたくなった」。

 同店によると、「フクロウの触れ合い施設は東京と近郊に10軒ほどあるが、サブカルチャーが集まる秋葉原から、日本独特の新文化として発信したかった。営業時間や休日などフクロウの健康を最優先して運営したい」。

 しかしなぜ、猛禽(もうきん)類のフクロウが人慣れするのか? 千葉県君津市のブリーダー「楽鳥園」に問い合わせると、「うちはすべて人工孵化(ふか)で、ひなが最初に目にするのが人間。人の手で食事を与えますので、人が親だと思っているのです」。30種以上のフクロウの親鳥ペア100組を繁殖させ、需要は10年前の3、4倍に。同社系列の触れ合い施設は東京都、千葉県、静岡県などに8店あり、フランチャイズで店舗を増やしている。「ペット人気も高く、餌のネズミなどをさばくのが苦手な人向けに、ミンチ状の加工品も商品化しました」

 書籍では昨年2月発行の「フクロウ飼いになる」が重版1万部と好調。表情やしぐさの愛らしい写真が満載で、触れ合い施設の店舗紹介もある。発行元の誠文堂新光社は「ガチガチの飼育本ではなく、『憧れのフクロウと一緒に暮らしている気分になれる』と女性に好評です」。

 私事で恐縮だが、自宅で栽培中のミニトマトがカラスに荒らされ、対策に大型フクロウ模型を設置したところテキメンの効果を発揮。自然界でのフクロウの強さを思い知った。「癒やし」とか「かわいい」とか、人間も油断してちゃ駄目よ!?