中韓で熱を帯びる優生思想 6割超「精子バンク使っても優秀な子を」:イザ!

2014.11.25 17:00

中韓で熱を帯びる優生思想 6割超「精子バンク使っても優秀な子を」

 中国や韓国の大学生の6割以上が、第三者の精子提供を行う「精子バンク」を利用してでも「優秀な資質の子供を持ちたい」と考えているのに対し、日本の大学生の9割以上は「そう思わない」と回答していることが、岡山大の研究グループが日中韓の3カ国の大学生を対象に実施した意識調査で分かった。日中韓では国家政策や社会情勢が異なるが、若者たちの「生命」への意識にも大きな隔たりが浮かび上がった。

 ■中韓で熱を帯びる「優生思想」

 調査は2012年12月から昨年4月にかけ、岡山大が韓国と中国の研究者らと共同で、日中韓の大学生1668人を対象にアンケート方式で実施した。

 それによると、「精子バンクを利用してでも、優れた資質の子供を持ちたいか」との設問について、日本の大学生の94・2%が「思わない」と回答。うち79・3%は「全く思わない」だった。「思う」という肯定的な回答はわずか5・8%だった。

 これに対し、韓国と中国では真逆の結果となった。韓国では「思う」と回答した大学生は81・7%(うち「強く思う」は52・8%)に上る一方、否定的な回答は18・3%と2割に満たなかった。中国でも60・1%(「強く思う」は38・4%)が肯定的に捉え、否定的な回答は39・9%にとどまった。

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