まるでアオいヘルメット!? 東海大の研究チームがクラゲの新種発見:イザ!

2014.11.20 11:38

まるでアオいヘルメット!? 東海大の研究チームがクラゲの新種発見

 東海大学海洋学部海洋生物学科の西川淳教授らの研究チームが、インドネシアのジャワ島沖で新種の大型クラゲを発見し、「アオヘルメットクラゲ」と命名したと発表した。

 西川教授によると、このクラゲは現地の漁師たちが20年以上前から食用として漁獲。体長15~20センチほどで、主に中華料理に使われる塩クラゲに加工されており、他の食用クラゲに比べると肉厚だという。

 西川教授が平成20年9月に現地調査を行った際に、水揚げされていたクラゲが「今までに見たことのない体色のクラゲだ」と気づき、その後遺伝子情報の解析などを行って新種であることを確認。青い体色や、漁師たちが「ヘルメット」と呼んでいたことから命名した。

 食用クラゲ漁は中国や東南アジア各国を中心に行われているが、エチゼンクラゲやビゼンクラゲ以外はその実態が明らかになっていない。ジャワ島のカラン・ドゥール地区では、漁期を迎える8~11月にはアオヘルメットクラゲが1日当たり最大約80トン(約5万匹)水揚げされており、西川教授は「アオヘルメットクラゲの分布状況を含め、持続可能なクラゲ漁のためにさらに調査を進めたい」としている。