陸自第1空挺団 精鋭無比の男たち、60キロの装備まとい次々に降下:イザ!

2014.10.18 08:19

陸自第1空挺団 精鋭無比の男たち、60キロの装備まとい次々に降下

 【陸自第1空挺団】(上)

 「降下!降下!降下!」。陸上自衛隊習志野演習場(千葉県船橋、八千代両市)の上空340メートルを時速130キロで飛行するヘリコプター内で若い隊員が声を張り上げる。落下傘を装着した隊員が機内の信号ランプに青色がともったのを確認すると、勢いよく大空へと飛び出した。

 斥候役の隊員が大きく開いた落下傘を巧みに操作して風に乗り、目的地点へ降下する。その後を別の隊員が一人、また一人と一定の間隔で続いていった。

 9月中旬に行われた陸上自衛隊第1空挺団の訓練。降下を指揮する「降下長」の資格を取るためのこの訓練に、数十人の若手団員が参加していた。降下の際に身につける落下傘や小銃などの装備は約60キロにも及ぶ。わずかなミスが重大な事故につながりかねない。

 「風が強いから、しっかり抑制しろ」「(背嚢(はいのう)の切り離しが早い」。上官の厳しい指摘が、スピーカーを通じて絶えず演習場内に響いた。

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