郡山城の主は天下人クラス!? 天守閣・櫓・本丸御殿が一体の壮大なつくりか:イザ!

2014.10.9 08:13

郡山城の主は天下人クラス!? 天守閣・櫓・本丸御殿が一体の壮大なつくりか

 豊臣政権期のものとみられる天守閣の痕跡が初めて見つかった奈良県大和郡山市の郡山城。天守台や礎石の規模から高さ約20メートル、5階建て相当の建物だったとみられ、専門家は「天守閣、櫓、本丸御殿が一体化した壮大なつくりだった可能性もある」と指摘している。

 ■高層建築に典型的な工法

 発掘調査は、大和郡山市が郡山城で進める天守台の整備に伴い、市教委が実施。天守台は天守閣があったとみられる頂上部分(南北18メートル、東西15~16メートル、本丸からの高さ8・5メートル)と、それより約4メートル低く、天守閣に付属する「付櫓(つけやぐら)」にあたる部分(南北11~17メートル、東西22メートル)からなる2段構造となっている。

 市教委はこの頂上部分全域と、付櫓の一部を発掘調査。頂上部からは大小の礎石23個が見つかった。礎石は建物の基礎になる石で、南北に2列、東西に3列にわたり、ほぼ隙間なく並べられていたとみられる。