「5年生から教科化」で高まる“英語熱”:イザ!

2014.9.26 20:53

「5年生から教科化」で高まる“英語熱”

 実用英語の技能を測る資格試験「英検」でも、志願者や合格者の低年齢化が進んでいる。日本英語検定協会によると、25年度の志願者のうち、5歳以下の未就学児は約2500人で10年前の16年度から7割増加。小学生も約22万人と10年前より5割増えた。

 25年度に3級(中学卒業程度)に合格した小学生は1万3767人で、10年前の2倍に。1級合格者も28人いたという。

 私立中学校の入試にも変化が出ている。中学受験向け模試を実施する「首都圏中学模試センター」の調べでは、今年度の一般入試に英語を課した私立中は首都圏で少なくとも19校あったという。

 英語を入試の選択科目に採り入れた都内の私立中高一貫校の校長は「幼児期から英会話を学ぶ子供が増えており、進学塾での受験勉強一辺倒ではない多様な能力として評価したい」と説明。同センターの北一成教務情報部長は「英語が5年生から教科になれば、入試に英語を採り入れる私立中は爆発的に増加するのではないか」と予想する。ただ、有識者会議では、「楽しみながら学ぶ小学校英語の趣旨に反する」「負担が増す」など懸念の声もあがっていた。

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