デング熱 新たに青山公園と台東区内で感染か 千葉の男性は代々木と同じウイルス:イザ!

2014.9.10 15:56

デング熱 新たに青山公園と台東区内で感染か 千葉の男性は代々木と同じウイルス

 国内での感染が広がるデング熱で、厚生労働省は10日、これまで感染推定地とされていた東京・代々木公園(渋谷区)など都内の4公園以外での感染が疑われる患者が2人いたと発表した。感染が推定されるのは、都立青山公園(港区)と台東区松が谷地区。港区と台東区が周辺で蚊の調査を行うなど対策を進めている。

 また、9日に千葉市稲毛区周辺で感染が確認された男性のウイルスは、東京・代々木公園の患者と同じ遺伝子配列だったことも確認された。代々木公園を中心に、ウイルスを持った蚊の生息域が拡大している可能性が高い。

 厚労省によると、新たな感染場所が疑われる患者は千葉県の50代男性と神奈川県の20代男性。千葉県の男性は発症する前まで東京都台東区松が谷の会社に勤務しており、そこで蚊に刺されたという。また、神奈川県の男性は8月下旬に外濠(そとぼり)公園と都立青山公園に行っており、青山公園の南地区で蚊に刺されたという。

 厚労省はこの2人以外にも、新たに神奈川県と東京都で海外渡航歴のない6人の感染が確認されたと発表。5人は代々木公園周辺を訪れており、1人は新宿中央公園を訪れていた。これで、国内での感染者は15都道府県で96人となった。

 また、代々木公園のある渋谷区に隣接する区の公園で行っている蚊のウイルス調査では、戸山公園(新宿区)▽菅刈公園(目黒区)▽西郷山公園(同)の3公園で蚊を採取したが、デングウイルスは発見されなかった。

 デング熱はデングウイルスを持つ蚊に刺されることで高熱や関節痛、発疹などが出る感染症で、人から人へは感染しない。厚労省は「蚊に刺された後に高熱や目の痛みなどの症状が出た人は、早めに医療機関に相談してほしい」としている。

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