110疾患を「指定難病」に 厚労省検討委 パーキンソン病など:イザ!

2014.8.27 21:00

110疾患を「指定難病」に 厚労省検討委 パーキンソン病など

 原因が分からず効果的な治療法がない難病について、厚生労働省の検討委員会は27日、パーキンソン病や遠位型(えんいがた)ミオパチーなど110疾患を、医療費助成の対象となる「指定難病」に定めることを了承した。助成は重症度分類で一定以上の患者が対象。対象者は現行の約78万人から約120万人に拡大、来年1月から助成が始まる見通し。

 厚労省は5月に成立した難病医療法に基づき、助成の対象を現行の56疾患から約300疾患(約150万人)に拡大させる方針。残りの約190疾患については秋ごろに選定し、来夏以降の助成開始を目指す。

 検討委では現行の56疾患を67疾患に細分化し、新たに46疾患を加えた計113疾患について協議。筋萎縮性側索硬化症(ALS)やパーキンソン病など従来の対象に加え、手足の先から筋力が低下する遠位型ミオパチー、全身の軟骨組織に炎症が起きる再発性多発軟骨炎、乳幼児期に発症し高熱や炎症を繰り返すクリオピリン関連周期熱症候群などを新たに指定する。

 一方、薬害のスモンなど3疾患は難病医療法に基づく指定難病とはせず、従来の研究事業の枠組みで支援を継続する。

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