呼んでないのにお坊さん4人、請求額500万円…戒名と布施のトラブル絶えず

 ◆トラブル3 「自分で戒名をつけたい…」×「師につけてもらうのが戒名」

 【本人の言い分】自分で戒名をつけようと思います。ゴルフが好きなので「芝球王者居士」。寺の住職からは「何をふざけたことを言っているのか。駄目だ」という話でした。柔軟性がないように思います。あの世で私がゴルフ三昧の生活を送るのを邪魔しないでください。真面目に考えていたものを頭ごなしに否定されたので、こちらも気分が悪いです。(大阪市の男性)

 【寺の言い分】最後まで自分らしさを大切にしようとする終活ブームの存在もあってか、自分で戒名をつけたいと希望する人は増えているようです。しかし、俗名もそうですが、自分で自分の名前をつけることはできません。戒名は、死後に仏の弟子として歩んでいくときの名前で、「授戒」という儀式をすることによって与えられます。この儀式ができるのが僧侶なのです。また、戒名には使って良い文字と使ってはいけない文字があります。柔軟性がないと言われようが、僧侶として譲ってはいけない一線なのですから仕方ありません。一方で、自分や故人らしい戒名にするため、僧侶に希望を伝えることは可能です。寺との関係を密にすることが一番大切です。(東京都新宿区の僧侶)(『終活読本ソナエ』2014年夏号に詳細を掲載)

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