10代女性に重篤な副作用、子宮頸がん予防接種で 京都市が調査へ:イザ!

2014.7.30 10:44

10代女性に重篤な副作用、子宮頸がん予防接種で 京都市が調査へ

 京都市で子宮頸がん予防ワクチンの接種を受けた市内の10代女性が副作用とみられる四肢の筋力低下などの重篤な症状で入院していることが29日、市への取材で分かった。市保健医療課によると同ワクチンによる重い副作用の報告は市内で初めて。市は被害救済のため、8月4日に市予防接種健康被害調査委員会を開き、健康被害を詳しく調査する方針。

 女性は昨年4月、5月、10月に市内の医療機関で同ワクチンを接種し、3回目の接種の約1週間後に筋力低下の症状が出たという。同ワクチンの接種は小学校6年~高校1年の女子児童・生徒を対象に平成22年度から始まり、25年度までに市内で約7万人が接種した。子宮頸がんの原因の50~70%を占めるとされるウイルスの感染予防の効果があるという。

 同ワクチンをめぐっては、国が25年4月に接種を無料で受けられる「定期接種」としたが、重篤な副作用が全国で約540件(25年9月末時点)報告されており、国や自治体は同年6月から積極的な接種の勧奨を中止している。