小中高校の性同一性障害、全国600人超が相談

 全国の小・中・高校で、心と体の性が一致しない「性同一性障害」を抱え、学校に相談している児童生徒が600人以上いることが13日、文部科学省の調査で分かった。うち約6割には学校側が服装などで特別な配慮をしているが、不登校や自傷行為など深刻なケースもみられ、文科省では相談体制の充実に向けた資料を今年度中に作成し、各校に配布する方針。

 文科省が性同一性障害の調査を行うのは今回が初めて。国公私立の小・中・高校などに対し、昨年4~12月の間で学校が把握している相談事例と対応状況を調べた。本人が望まない場合は回答を求めず、相談していないケースもあることから、文科省では「ほかにも多数いるとみられる」としている。

 調査によると、本人や保護者が性別への違和感などを学校に相談していた児童生徒数は606人。戸籍上の性別が男性は237人、女性は366人、無回答は3人だった。

注目まとめ

    アクセスランキング

    もっと見る

    ピックアップ

      どう思う?

      「どう思う?」一覧