大修理佳境の姫路城 “平成の白鷺”の姿あわらに

 「平成の大修理」が大詰めを迎える世界遺産・国宝の姫路城(姫路市本町)。地上約40メートルの足場には作業用のクレーンが2台設置され、大天守を覆う「素屋根」の解体が進められている。

 文化財保護のため火気厳禁が徹底されており溶接は使えない。すべてボルト締めで組み上げられた鉄骨は、作業員によって手際よく緩められ、巨大なクレーンで慎重につり下ろされる。担当者は「城を横切らずに最短距離を通すためには非常に高い技術が必要」と話す。

 地上約90メートルから見下ろす光景や目前に迫る白壁も次の大修理までお預け。最後のチャンスとあって、シャッターを押す手に自然と力が入った。

 一般公開は27年3月27日に再開される。

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