「野菜の切りくず」「残飯」…奈良公園の鹿に飲食店の餌やりが常態化:イザ!

2014.4.25 12:38

「野菜の切りくず」「残飯」…奈良公園の鹿に飲食店の餌やりが常態化

 奈良公園(奈良市)周辺の鹿に対し、近隣の飲食店の餌やりが常態化していることが、飲食店への奈良県のアンケートで分かり、県が24日、鹿の適切な保護管理を検討する有識者委に報告した。回答を寄せた半数以上の21店が、野菜の切りくずやパンの切れ端などを「あげたことがある」としていた。有識者委の委員は「周辺の農業被害につながる」「関連性を断定するのは早い」など餌やりをめぐる議論を交わした。

 アンケートは、県が3月、奈良公園内と周辺で営業する飲食店87店に実施。40店から回答を得た。

 21店が「あげたことがある」、13店が「あげたことはないが、あげている人を見たことがある」と回答。「あげたこともないし、見たこともない」はわずか1店だった。

 「あげたことがある」と「あげている人を見たことがある」の回答中、頻度については、9店が「週に数回」、9店が「月に数回」と回答。「毎日」も5店あり、餌やりが常態化していた。

 与える餌の種類は「野菜の切りくず」「残ったご飯、米ぬか」「パンの切れ端」「割れて売れない鹿せんべい」などだった。

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