担任の入学式欠席 問われた「教師は聖職者か労働者か」:イザ!

2014.4.19 17:00

担任の入学式欠席 問われた「教師は聖職者か労働者か」

 【ネットろんだん】

 教え子と自分の子供の入学式と、どちらを優先させるべきだったのか-。埼玉県立高校の50代の女性教諭が今月8日、長男の高校入学式に出席するため、勤務先の高校の入学式を欠席したことがネットで激論を呼んでいる。女性教諭は新1年生の担任だった。ネットでは女性教諭を擁護する声が優勢のようだが、議論の行方は…。

 女性教諭は入学式前に、長男の入学式に出席する意向を勤務先の高校に説明し、休暇を認められた。入学式当日、受け持ちの新1年生には女性教諭が事前に用意した「大切な日に担任として皆さんに会うことができないことをおわびします」などとする文書が配られた。

 これをいち早く報じたのは地元紙。女性教諭が欠席した入学式に来賓で出席した県議の「担任の自覚、教師の倫理観が欠如している。欠席理由を聞いた新入生たちの気持ちを考えないのか。校長の管理責任も問われる」とのコメントが掲載されると、ネット上で議論が沸騰した。

 ◆分かれる価値観

 ブロガーのイケダハヤトさんは「別に新入生も『へー、担任の先生のお子さんも、今日入学式なんだ。子どもいるんだね』で終わる話でしょう。次の日からは普通に授業が始まるわけですし、初日にいようがいまいが、それが大問題になるとは到底思えません」と書き込んだ。

 他にも「仕事より家庭大事にするのが当たり前だと思うんだが」「一生に一度の息子の入学式のために休んだら非難されるのか。教師というのはブラックですなぁ」(掲示板)と、教諭擁護派の意見が相次いだ。

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